■バトルフィーバーJ■
1979/02/03〜1980/01/26
全52話

バトルフィーバーJ
バトルジャパン
バトルフランス
バトルコサック
バトルケニア
ミスアメリカ

キャラクター
テクニック
メカニック
ロボット

秘密結社エゴス
■キャラクター■
サタンエゴス
ヘッダー指揮官
サロメ
カットマン
女スパイ団・ゼロ1、ゼロ2
エゴス怪人/悪魔ロボット

放映リスト
参考文献
スタッフリスト

秘密結社エゴス/キャラクター

サタンエゴス

【首領】 さたんえごす
■武器:熱線
■最期:電光剣ロケッター

秘密結社エゴスを支配する神。
エゴスのメンバーに神と崇めさせ、人類を混沌と混乱に陥れようとしている存在であるが、その正体は謎に包まれており、本当の姿を見た者は誰もいない。最高幹部のヘッダー指揮官でさえその正体は明かされていない。
玉座に鎮座する黒ずくめの像と光り輝く水晶体は、単なるサタンエゴスの象徴にしか過ぎず、その像から配下の者に指令を与える。そのサタンエゴスを象徴する中央の水晶体からは、遺伝子伝達光線を怪人製造カプセルに照射して、遺伝子操作で自分の分身であるエゴス怪人を生み出すことができる。
エゴス会員になった人々はサタンエゴスの意のままに操られ、作戦に失敗した者は、玉座の両脇の石柱についた腕から発せられる熱線で容赦なく処刑される。自ら日本に混乱を巻き起こすための作戦を立案するが、部下の意見を聞かない頑固な面がある。
最終決戦では、BF隊をバトルフィーバー怪人にしようと企てるが、5人の活躍で怪人製造カプセルは破壊され、サロメも基地倒壊と共に絶命してしまう。巨大化してバトルフィーバーに戦いを挑み、超エネルギーで地震などの天変地異を起こして苦しめるも、電光剣をロケット噴射で投げつける新技"電光剣ロケッター"の前に敗れ去り、全国の会員と一緒に崩壊してしまった。サタンエゴスそのものが滅びたのか、それとも本体はどこかで健在なのか、その正体は結局謎のままであった…。

【#1〜52】
【デザイン:久保宗雄】

■声:飯塚昭三/いいづか しょうぞう
1933/05/23生(初登場放映当時:45歳) 福島県出身
秘密戦隊ゴレンジャー・「三ヶ月仮面、ツバサ仮面、鉄人仮面テムジン将軍、他(声)」
ジャッカー電撃隊・「デビルキラー、デビルドリル、デビルマイト、他(声)」
バトルフィーバーJ・#35「大富豪」
電子戦隊デンジマン・「ムササビラー、シャボンラー、チカゲリラー、他(声)」、#46「五代万作」
太陽戦隊サンバルカン・レギュラー「ヘルサターン総統(声)」
電撃戦隊チェンジマン・「ジーグ、ダブン(声)」
地球戦隊ファイブマン・「ゴキラーギン、ブタルギン、コガネギン、他(声)」
恐竜戦隊ジュウレンジャー・#37「ドーラ金角(声)」
激走戦隊カーレンジャー・#38「PPチープリ(声)」
星獣戦隊ギンガマン・#27「モルグモルグ(声)」
百獣戦隊ガオレンジャー・OV「ラクシャーサ(声)」
轟轟戦隊ボウケンジャー・劇場版「ハイド・ジーン(声)」
天装戦隊ゴセイジャー・#1〜15「モンス・ドレイク(声)」

仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z「魔王サイコ(声)」

ヘッダー指揮官

【大幹部】 へっだー しきかん
■武器:サイ、短剣、カギ爪
■最期:目潰しした鉄山将軍の心眼による剣で斬られてしまう

邪教活動を先導する秘密結社エゴスの大神官。
エゴスの神であるサタンエゴスを崇拝しており、サタンエゴスが生み出す怪人を"御子"と呼んで仕えている。サタンエゴスの立案した作戦を実行に移す役割を担い、本部内でカットマンやエゴス怪人に行動指示を与える。しかし時には前線に出て、バトルフィーバー隊と直接戦うこともある。19話では、サイを両手に持って戦い、BF隊を苦しめた。常備した短剣は、16話で正夫を牽制する際に使用した。
古くからの風習で、うるう年の2月29日生まれの女性を妻とし、子孫を増やす事を慣わしとされている。その風習は、強力な御子を誕生させるために行われ、ギンガ怪人が尖兵となって暗躍した。
なかなか陥落しないBF隊に業を煮やしたヘッダーは、愛弟子のサロメを日本に招聘し、BF隊に対峙させた。しかしそれでも成果を上げられないヘッダーに対し、サタンエゴスは一時、謹慎処分を与えている。
怪人誕生の瞬間に感極まって発する「おぉ〜、御子よ!」という叫びや、サタンエゴスの言葉にかしこまって発する「ははぁ〜!」という相槌が決まり文句。しかし強引なサタンエゴスやわがままな怪人に対して、さりげなく不平を漏らすことも少々あった。
勝つためには手段を選ばず、卑怯もまた兵法とする武道"邪神流"剣術の達人で、己の師・鬼一角を倒して流派を極め二代目鬼一角を名乗る。その後、暗殺団を率いて鉄山の師である一光流開祖・藤波白雲を倒したヘッダーは、続いて鉄山の弟弟子・尾上参謀を暗殺し、右手に鋭いカギ爪を装着して鉄山将軍に一対一の勝負を挑む。打倒鉄山に燃える彼にとってバトルフィーバー隊はもはや「雑魚に用はない!」と言い捨てられる存在であった。鉄山の剣には敵わず一敗地にまみれたものの、不屈の執念と復活の儀式によって、エゴス怪人や悪魔ロボットへと転生を遂げる。
その本名や経歴は一切不明で、彼がどんな人間なのかを知る人は誰もいない。6話では「イタチみたいなおじさん」と少年に形容されている。

【#1〜35、38〜52】
【デザイン:久保宗雄】

■潮 建志/うしお けんじ(#1〜8)
1925/03/23生 - 1993/09/19没(享年68歳)(初登場放映当時:53歳) 東京都出身
秘密戦隊ゴレンジャー・#14「執事」(潮 健二名義)、#50「講釈師」(潮 健児名義)
ジャッカー電撃隊・#5「クライムボス」、劇場版2「鉄面男爵」
■石橋雅史/いしばし まさし(#9〜52)
1933/01/04生(初登場放映当時:46歳) 福岡県出身
ジャッカー電撃隊・レギュラー「鉄の爪(アイアン・クロー)」
バトルフィーバーJ・#4「ベンガルの虎(ネンリキ怪人)」
科学戦隊ダイナマン・レギュラー「カー将軍」
高速戦隊ターボレンジャー・レギュラー「暴魔博士レーダ」
鳥人戦隊ジェットマン・#27「泰元上人」
獣拳戦隊ゲキレンジャー・劇場版「ヤン」

サロメ

【幹部】 さろめ
■武器:手鏡
■最期:倒壊する基地の下敷きになり絶命

ヘッダー指揮官がアメリカより招聘した女参謀。エゴスのアメリカ支部にその女ありと恐れられていた、自称"世界最強の女"。しかし、どういうわけかサタンエゴスは彼女の存在を知らなかった。ヘッダー指揮官の秘蔵の弟子であり、独自の犯罪組織を率いてアメリカの暗殺事件の影で糸を引いていた。
日本に進出してからは、部下をニセ警官に仕立てて多額の現金を強奪し、エゴス日本支部に加入する際の土産金としてサタンエゴスに献上していた。
プロレスラー並の怪力と格闘術の持ち主。その怪力に加えてペンタフォースをはね返してしまうほどの強靭な肉体を持っている。怪人には敬語を使っているもののヘッダーほどの忠誠心はない様子で、ギザ歯怪人やゼニゲバ怪人、ヒダリテ怪人には対等かそれ以上の口の利き方をしていた。か弱さは微塵も感じさせない豪快な女であるが、51話で師匠ヘッダーの最後を目の当たりにしたときは、さすがのサロメも眼に涙を光らせた。
人間社会に紛れて作戦行動を行うため、変装術にも長けており、様々な変装を用いては、BF隊の行動を探る。作戦行動を行う際には、髪飾りを外して私服姿で行動する。常に携帯している赤い手鏡は、敵の眼をくらませる武器となり、感電させるビームも発射する。また電波発信機能も備えている。横笛やオカリナを吹いて怪人や悪魔ロボットに指令を伝える。
最終決戦では、女探偵・一条寺綾子に変装してBF隊に近づき、罠に陥れてエゴスの秘密基地におびき入れるが、逆にバトルフィーバーの活躍で基地は崩壊。倒壊する基地の下敷きとなって絶命していった。

【#19〜52】
【デザイン:久保宗雄】

■マキ上田/まき うえだ
1959/03/08生(初登場放映当時:20歳) 鳥取県出身

カットマン

【戦闘員】 かっとまん

エゴス怪人の補佐役的兵士。ヘッダーやエゴス怪人の手先となって作戦行動を行なうエゴスの兵隊。
人間の感情を持たずにエゴスの計画を忠実に遂行する戦闘工作員で、人間に変装して社会に暗躍して混乱を引き起こす。サタンエゴスを"神"と仰ぎ、その命令には絶対服従している。
標準装備は三又の短剣だが、マシンガンを使用したゲリラ戦に出ることもある。計画ごとに作られるエゴス怪人の部下になって働く。
最大の特徴は、分子細胞を振動させて壁などを自在に通り抜ける特殊能力である。
常に集団で行動するが、その力は常人の1.5倍もある。雑用から戦闘まで、その任務の幅は広いが、バトルフィーバーの敵ではない。変装してスパイ活動を行なう者や、特殊な訓練を受けた特務軍団(#27)、兵器を開発する科学者グループなども存在し、目的に応じて能力が異なる者が多数いる。
32話では、これまでに倒された多くのカットマンの怨念が集結してミミズ怪人を誕生させた。

【デザイン:久保宗雄】


女スパイ団・ゼロ1、ゼロ2

【スパイ】 おんなすぱいだん・ぜろわん、ぜろつー

サタンエゴス直属の女諜報部員。ゼロ1、ゼロ2という美女二人からなり、能登半島に眠る財宝のありかを示す短剣を奪取すべく呼び出された。巧みな変装術を駆使して、あらゆる人間に変身する術を会得しており、バトルフィーバー隊を翻弄する。
能登半島ではサロメの指揮下に入り、海女に化けて正夫を襲う。任務の為には命をも捨てる覚悟を持った女戦士たちであり、最後はバトルジャパンを最強の男と認め、人間爆弾となって壮絶な爆死を遂げた。

【#21、22】

■賀川雪絵/かがわ ゆきえ(ゼロ1)
1948/02/01生(初登場放映当時:31歳) 東京都出身
秘密戦隊ゴレンジャー・#19「ミス・サファイヤ」
太陽戦隊サンバルカン・レギュラー「アマゾンキラー」
■美川利恵/みかわ としえ(ゼロ2)
1953生(初登場放映当時:27歳)
電子戦隊デンジマン・レギュラー「ミラー」
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