■鳥人戦隊ジェットマン■
1991/02/15〜1992/02/14
全51話

鳥人戦隊ジェットマン
レッドホーク
ブラックコンドル
イエローオウル
ホワイトスワン
ブルースワロー

キャラクター
■テクニック■
バードニックウェーブ
クロスチェンジャー
バードニックスーツ
バードブラスター
ジェットハンドカノン
ウイングガントレット
ビークスマッシャー
ファイヤーバズーカ
合同技/合同武器
メカニック
ロボット

放映リスト
参考文献
スタッフリスト

鳥人戦隊ジェットマン/テクニック

バードニックウェーブ

【パワー源】 ばーどにっくうぇーぶ

…長い間、謎に包まれていた太陽系の第10番惑星…調査に向かった有人探査船が、反物質の海にエアーズロック大の固まりの状態で浮かんでいた新元素を発見した。バードニウムである。この新元素バードニウムは、従来の元素の概念が全く当てはまらない物質で、地球上の有機成分や金属元素と結合して、超高硬度の重合体や特殊鋼を作りだすことが判明した。
さらに、この元素に高速で電子をぶつけると、特殊な波長を持つエネルギーを発する発光結晶体となることが分析された。このエネルギーは、細胞組織の本来の機能を損なうことなく飛躍的に活性化させる。つまり、人間の力を超パワーアップさせるエネルギーであったのだ。エネルギー波、バードニックウェーブと名づけられた。
ジェットマンは、このバードニックウェーブを浴びた戦士たちである。正義の力の源は、新元素バードニウムとバードニックウェーブにあるのだ。

バードニウム元素

【パワー源】 ばーどにうむげんそ
反物質星のため、長い間謎に包まれていた太陽系の第10番惑星を調査に出かけた有人探査船が発見した新元素バードニウム。
反物質の海にエアーズロック大の純粋元素の固まりの状態で浮かんでいた。つまり、反物質と接触しても対消滅を起こさない、という従来の元素の概念が全く当てはまらない物質で、地球上の有機成分や、金属元素と結合して、超高硬度の重合体や特殊鋼を作り出す。
また、この元素に高速で電子をぶつけると、特殊な波長を持つエネルギーを発生する発光結晶体となる。このエネルギーには細胞組織の本来の機能を損なうことなく飛躍的に活性化する作用があることが発見され、バードニックウェーブと名付けられた。
バードニウムはその発見されたすべてが、アース・シップに運ばれ、それを主体とした超硬素材の開発や、バードニックウェーブによるスーパー・プラント(劣悪な状況下でも成育し豊かな実りをもたらす植物)や深宇宙探査のための人間の体力向上などの研究が行われていたが、次元戦団バイラムの襲撃でアース・シップが爆発した時に四散。小田切長官が密かに製造していたジェットマンの装備以外は現存しなくなってしまった。また、バードニウム発光結晶体も大気圏でバードニックウェーブを4条の光線にして放出した後、燃え尽きて消滅したため、まったく現存していない。
※反物質…原子構造が正常なものの裏返しになっている物質。第10番惑星は星全体がこれで構成されているのではないかという予測がなされている。現在の物理学の仮説理論によれば、反物質と正常物質とが接触した場合、お互いの性質を打ち消しあってゼロになる。これを対消滅というが、その際、恐るべきエネルギーを持つ爆発を起こすとされている。この爆発を制御できれば反物質は新しいエネルギーになりうるのである。

太陽系第10番惑星で新たに発見された新元素バードニウムは、アース・シップと共に消滅してしまった。しかし、既にバードニウムを使用したジェットマンの装備は完成していたのだ。
ジェットマンのスーツは、バードニウムを使用したバードニウム・ポリマー繊維、ヘルメットは硬化バードニウム・ポリマーで作られている。
また、5機のジェットマシンには、第10番惑星を構成する反物質に、エアインテークから採り入れた空気を噴射することによって起こる対消滅エネルギーを利用した対消滅エンジンを搭載、材質にはバードニウムの純粋金属が使用されている(つまり、純粋金属ならば、反物質と接触しても対消滅を起こさないのである)。
他にも、バードニウムとチタン、タングステン等との合金であるバードナイト特殊鋼は各メカ、武器などの装甲として多用されている。
※Jプロジェクト推進チーム「鳥人戦隊ジェットマン装備諸元」より転載

クロスチェンジャー

【変身アイテム】 くろすちぇんじゃー

変身装置・通信機、およびメカの合体キーの機能を持つ左右一体型のブレスレット。
右腕用のエンブレムフォーメーションを前方にかかげ、変身コード「クロスチェンジャー!」を叫ぶと、瞬間、光とともにバードニウム・ポリマー繊維の特殊強化スーツが全身に装着される。
左腕用のクロスチェンジャー・コレスポンダーは、通信機であり、情報の記録&分析機能も持っている。また、キー・バードロック部分を各ジェットマシンにセットすることにより、巨大ロボの合体機能が作動する。

エンブレムフォーメーション

【変身アイテム】 えんぶれむふぉーめーしょん
右腕ブレス。特殊なコードシグナルで強化スーツ・バードニックスーツを出現させる。

コレスポンダー

【変身アイテム】 これすぽんだー
左腕ブレス。右の部分は、メカのコントロールキー・バードロック、左は通信機になる。

バードニックスーツ

【強化服】 ばーどにっくすーつ

ジェットマン5人の体を守るバードニウム・ポリマー繊維製の強化服。
普段は5人の体の表面を透明な薄い皮膜の状態で覆っている。これが、ブレスから発信されるコードシグナルで、強化スーツとなって可視化する。
また、ヘルメット部だけは、エンブレムフォーメーションに小さく折りたたまれて収納され、スーツの可視化と同時に射出、装着される。

■アイ・センサー:ヘルメットの鳥の目。敵の動きや、まわりの様子を瞬時にチェックして、戦士の脳に情報を送る。
■ミニマムコンピュータ:ヘルメットのクチバシ部分。スーツの機能をコントロールするコンピュータがここに内蔵されている。
■電子ゴーグル:暗闇でもターゲットをはっきりと見ることができる特殊バイザー。
■ヘルメット:硬化バードニウム・ポリマーで作られているため、いかなる攻撃も寄せ付けない。
■通信器:マスク内の口元に取り付けられている。5人が互いに交信する場合に使用。
■エレクトロメカ:胸の部分の内側には、バードニックウェーブを増幅するメカがプリントされている。
■バッテリー:脇腹部分。各部のメカを作動させるための、超小型バッテリーが内蔵されている。
■グローブ:パンチ、チョップの破壊力を高める強化手袋。
■ジェットウイング:ジェットマンを70mもジャンプさせる翼。普段は背中に収納されている。
■強化繊維:バードニウム・ポリマー繊維で作られたスーツは、ダイヤの2〜3倍の強度を持つ。
■強化パット:ひじ、ひざ各部の関節をガードし、パンチやキック時の衝撃を抑える。
■バードニックブーツ:内蔵された強化金属が、キックの破壊力を高める役目をしている。


バードブラスター

【共通武器】 ばーどぶらすたー

ブリンガーソード同様、スカイフォースが最先端の科学力を結集して作り上げたで、ジェットマンの5人が常に腰に携帯している銃。
空気中のイオンをプラズマ化し、2連のバレルから高エネルギービームとして発射する。
一撃で、1m四方の鉄の塊を溶かしてしまう威力だ。
そのボディには、ダイヤの7〜8倍の硬度を持ち、熱にも強く軽量なバードナイト特殊鋼(バードニウムとチタン、タングステン等の合金)が使われている。
射程距離は50m。単発発射の他、3点発射(一度に3発の弾が発射できる)も可能。
38話では、冷凍ビームを発射。変身前でも使用できる。

ブリンガーソード

【共通武器】 ぶりんがーそーど
バードナイト特殊鋼をレーザーで研磨した長剣で、5人の共通武器。
20cmのチタニウム合金を真っ二つに切り裂くことができる。
グリップ部には、スーツからのエネルギーをプラズマ光熱体に変換する装置が内蔵されており、刀身にプラズマエネルギーを走らせれば、一振りで戦車をも両断することが可能。
通常、左腰のホルスターに短く畳んだ状態で収納されている。
剣技を得意とするレッドホークのブリンガーソードは、柄が長くなっているのが特徴。

ジェットハンドカノン

【共通武器】 じぇっとはんどかのん

バードブラスターとブリンガーソードを合体させた強力中型エネルギー銃。ブリンガーソードをバードブラスターの上部にセットし、そのまま前方に押すと、大口径の銃口が現れる。
バードブラスターのプラズマエネルギーと、ブリンガーソードに蓄えられたエネルギーとを集積させ、一気に放出するため、その威力は凄まじく、目標の半径10m以内のもの(たとえば戦車一台)を蒸発させるほどの威力を誇り、5人で同時に撃てば必殺技「バードボンバー」となる。初期の次元獣は、このバードボンバーによって倒された。

バードボンバー

【必殺技】 ばーどぼんばー
ジェットハンドカノンを、5人同時に発射する初期の必殺技。
一斉に発射されたエネルギー弾は一つになり、命中後に敵を包み込むように膨張して、大爆発する。
破壊力絶大だが、一度発射すると、ブラスター&ソードのすべてのエネルギーを使い果たしてしまうため、一回の戦闘で一発しか発射できない(エネルギーの再補充には、30分かかる)。
2話で不完全ながら初使用し、3、7、11、33話で使用。

ウイングガントレット

【共通武器】 ういんぐがんとれっと

ジェットマンの5人が右腕に装着するアームガード。パンチ力を強化する。
先端にGジェネレーター(重力制御装置)を内蔵し、ミサイルや弾丸などの物理的な攻撃を、周囲に重力場を形成することによって弾き返すことができる。
また、パンチを繰り出す時に、最大150Gの衝撃波を発生させ、厚さ30cmのチタニウム合金板を粉砕することも可能。
2本の羽根は、重力場を発生させつつカッターにもなる。また、強力なレーザービーム「ウイングビーム」も発射。防御と攻撃力を兼ね備えた強力な装備である。
性能は共通だが、各人専用色のものを使用。

ウイングビーム&ジェットハンドカノン

【合同技】 ういんぐびーむ あんど じぇっとはんどかのん
33話で見せた、同時発射攻撃。バードボンバー以上の威力を持つが、驚異的な生命力を持つ粘着ゴキブリには効果がなかった。

ビークスマッシャー

【共通武器】 びーくすまっしゃー

物体の分子を破壊するフェーザー銃。
スカイフォースがアース・シップで開発していた必殺武器…だが、アース・シップ破壊と同時に、設計者の相沢博士は死亡。長らく未完成であったのだ。
相沢博士はしかし、ビークスマッシャーの心臓部・エネルギー変換システムの設計図を娘の美加の潜在意識に記憶されていた。美加の協力で、小田切長官が完成させた。
光線が敵を追尾するモーションチェイサー機能を内蔵し、ターゲットを逃さず、さらにバードブラスターと合体してスマッシュボンバー形態となる。そして、超破壊力のスマッシュボンバーを発射。その威力は、ジェットハンドカノンの3倍。後期のバイオ次元獣を葬った。

【#33〜】

モーションチェイサー

【共通武器機能】 もーしょんちぇいさー
ターゲットを照準器でとらえ、ビークスマッシャーに記憶させる追尾機能。
発射された光線は、ジグザグに飛んで、どこまでもターゲットを追いかける。

スマッシュボンバー

【必殺技】 すまっしゅぼんばー
「ビルド・アップ!」の掛け声と共に、ビークスマッシャーとバードブラスターが合体。スマッシュボンバー形態となる。
5人一斉に発射した5つの光線は、空中で一体化・超エネルギーの光球となって敵に大激突。ジェットハンドカノンの3倍の威力を持つ。
【#33、35、38、41、46】

ファイヤーバズーカ

【必殺武器】 ふぁいやーばずーか

スーパーマシン・ジェットストライカーを改造して造り上げた、大型ビーム砲。カメラジゲンのフラッシュビームを跳ね返すために、小田切長官指揮の元、竜と凱によって開発された。
ジェットマンの音声指示(レッドが主だが、ブラックが指示を下したこともあった)でジェットストライカーより変形する。
両サイドのインテークから採り入れた大気中のイオンエネルギーと、グラブを通じてグリップに充填された5人のバードニックウェーブエネルギーが内部でプラズマ化。プラズマブレットジェネレーターで作り出した10万気圧&150万度のプラズマブレッド光球を発射。超高熱と凄まじい圧力で、次元獣を一撃で葬ってしまう。
威力は低減するが、4人以下でも使用可能。50話で竜によってオートコントロール化させるも、ラディゲに破壊されてしまう。

【各種機能】
@シューティングゲイザー(照準用カメラ、センサー群):ここで標的を感知、後部にあるターゲットスコープに映し出す
Aソニックファインダー(超音波測距装置):目標までの正確な距離を測る
Bブローマズル(プラズマブレット発射口)
CアンチGホイール(反重力場発生装置内蔵タイヤ):前後部4個のタイヤでホバリング、ボディを空中に浮かせる
Dマガジン・スタビライザー:ジェネレーターで作り出したプラズマブレットを中に蓄える機能と、バズーカ全体の態勢を保つ機能がある
Eイオナイザー・グリッド:空気中のイオンエネルギーを採り入れる
Fプラズマブレットジェネレーター

【#14〜50】


合同技/合同武器

ダブルキック

【合同技】 だぶるきっく
手をつないでジャンプした2人が、空中から同時にキックを繰り出す。シンプルだが、強力なコンビネーションプレー。
イエローオウルとホワイトスワンのコンビは、2、43話で披露。
ホワイトスワンとブルースワローのコンビは、意外なことに3話のみ。
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