■太陽戦隊サンバルカン■
1981/02/07〜1982/01/30
全50話

太陽戦隊サンバルカン
バルイーグル
バルシャーク
バルパンサー

■キャラクター■
嵐山大三郎長官
嵐山美佐
シーシー
矢沢助八
坂井次郎
秋野正男
小川まり
松田エミ
松田ルミ
テクニック
メカニック
ロボット

機械帝国ブラックマグマ
ブラックマグマ・キャラクター
機械生命体

放映リスト
参考文献
スタッフリスト

太陽戦隊サンバルカン/キャラクター

嵐山大三郎長官

【司令官】 あらしやま だいざぶろう ちょうかん

地球平和守備隊の長官で、太陽戦隊の頭脳にして最高責任者。
策略家としても超一級で、ロボット工学の権威でもある。サンバルカンロボの開発や、メカ類の設計等は一人で行った。様々な分野の知識にも精通しており、37話では電子戦隊やデンジ星についての知識を披露し、地球にデンジ星人の末裔が存在する事実を語った。
鋭い洞察力と冷静な判断力、決断力を持ち、指揮官としての器は充分。時には自ら変装して奇抜な行動でブラックマグマを翻弄する。
嵐山家に伝わる古文書によると、嵐山長官の先祖は、戦国時代、豊臣家の軍資金を、密かに隠した忍者集団の頭領だったらしい。冷静さと優れた判断力や行動力は、忍者の子孫という家系にも深い関係があるのかもしれない。
カモフラージュとして使っている「スナック・サファリ」では、べらんめぇ口調を使った江戸っ子のマスターとして店を切り盛りし、50種類のスパイスを効かせて3日がかりで作り上げる名物の特製カレーには独自のこだわりを持っている。また、2話では長官特製の誕生日ケーキを作ったほど料理の腕前は確かである。町内一のベーゴマの達人として、子供たちにも人気が高い。
一人娘である美佐への愛情はとても深いが、要職にある関係上、その思いを断ち切らなければならない状況も時に生じていた。しかしながら、任務を離れれば美佐の良き父親であり、父娘の絆は非常に強い。
自ら戦地へ赴くことも決して少なくない。まさに頼れる上官にして理想の父親、それが嵐山なのである。

【#1〜50、劇場版】

■岸田 森/きしだ しん
1939/10/17生 - 1982/12/28没(享年43歳)(初登場放映当時:41歳) 東京都出身

嵐山美佐

【サブキャラクター】 あらしやま みさ

嵐山長官の最愛の一人娘。
太陽戦隊の通信アシスタントや、長官の秘書として活躍する。少々お転婆な所があり、基地内では常時、白のパンツスーツにブーツを着用していた。大の犬好きで、愛犬シーシーを飼っており、シーシーに言葉を教えたのは彼女である。
普段は「スナック・サファリ」でもウェイトレスとして父を手伝っている頑張り屋さん。しかし、マスターとしての大三郎のふるまいに対しては少々呆れ気味。毎年春になると、子供たちと一緒に奥多摩へマス釣りに出掛けている。
水泳やフェンシングなどのスポーツ全般が得意で、29話では「白バラの剣士」に扮し、ブラックマグマが放った赤バラの剣士に果敢に挑戦するが、ローラースケートはうまく滑れないようである。
自らも太陽戦隊の一員であるとの思いが強く、サンバルカンと共に変装術を駆使して潜入調査に赴くことも多い。16話では教育実習生、21話では友人の村上波子等に扮する。
愛犬シーシーをはじめ生き物すべてに優しく、13話や27話など機械生命体に好意を抱かれてしまうことも少なくない。

【#1〜50、劇場版】

白バラの剣士

【ゲスト】 しろばらのけんし
美佐が得意のフェンシングの腕前を利用して、サンバルカンを助けるために扮した姿。
仲間にも正体を隠した白バラの剣士として、機械帝国の刺客・赤バラの剣士と戦った。
【#29】
■根本由美/ねもと ゆみ
12/12生 千葉県出身

シーシー

【マスコット】 しーしー

嵐山美佐が飼っている小型のシーズー犬。
人語を理解し言葉を話すことができる。しかし言葉遣いは結構荒く、毒舌ぶりを発揮して、犬の苦手な豹をからかうのが好きらしい。
勘は鋭く、他の動物に対する仲間意識も強い。41話では豹に、事件の犠牲になった動物たちの仇討ちを願う。
本編では美佐が言葉を教えたと言っているが、嵐山長官が改造したサイボーグという設定である。

【#1〜50、劇場版】

■声:太地琴恵/たいち ことえ
1951/05/17生(初登場放映当時:29歳) 埼玉県出身
秘密戦隊ゴレンジャー・レギュラー「ゴン(声)」(江川菜子名義)
ジャッカー電撃隊・レギュラー「ハムスター(声)」
大戦隊ゴーグルファイブ・#19「オサムの母・フミ」
科学戦隊ダイナマン・#22「ケンタの母親」
電撃戦隊チェンジマン・#4、46「ウーバ(声)」
光戦隊マスクマン・#14「ミライとルイの母親」
地球戦隊ファイブマン・#23「5くん人形(声)」

矢沢助八

【サブキャラクター】 やざわ すけはち

スナック・サファリのコック見習いで、愛称は「助八どん」。
明るくとぼけた性格で事件や世間の流行に影響されやすい。軽率な言動をマスターに叱られることも多いが、サファリの雰囲気を和ませるムードメーカーである。
見習いだけあって料理の腕は未熟であり、41話ではポトフ作りに挑戦するが、結局出来上がったのはカレーだった。また35話では、ゴキブリを入れられたカレーをこっそり煮詰めて豹に食べさせたこともある。自分を二枚目だと思っており、美佐に好意を寄せているが、彼女からは全く相手にされていない。雷が大の苦手。
仕事柄、サファリに来る子供たちとは顔なじみで、ほとんど友達同士のような間柄である。お調子者で、少々虚言癖があるが、愛嬌を振りまいて戦士たちの心を和ませている。また、サンバルカンに憧れており、28話では非公式の太陽戦隊隊員証明書なるIDカードを自作していた。
終盤、機械帝国との攻防が続き、嵐山以下、太陽戦隊の面々がサファリに来られなくなった時は、一人で店を切り盛りしててんてこ舞いになっていた。あんみつが好き。

【#23〜26、28〜35、37、38、41、43〜50】

■山田隆夫/やまだ たかお
1956/08/23生(初登場放映当時:24歳) 東京都出身
電子戦隊デンジマン・#30「サブ」

坂井次郎

【サブキャラクター】 さかい じろう

スナック・サファリを溜まり場としている小学2年生。ベーゴマの腕前は年季の入った嵐山もかなわないほど。
機械いじりが大好きで、4話では手製の泥棒判別(宇宙人判別)メガネを用いて偶然隣家に潜むダークQを目撃し、脅迫されたことがある。20話では柔道の稽古中にレスラーモンガーに襲われて負傷した。
父:松吉(演:岩城力也)、母:豊子(演:角田淑子(#4)、船場牡丹(#27))は酒屋を営み、勉強は苦手だがサンバルカンは大好き。

【#1〜4、7〜13、15〜20、22〜32、35、37、38、43〜50、劇場版】

■武田弘樹/たけだ ひろき

秋野正男

【サブキャラクター】 あきの まさお

スナック・サファリへ遊びに来る次郎の親友の小学生。ませた口を利く少年だが、彼らの日常会話は太陽戦隊の貴重な情報源である。スナック・サファリではいつもマスターとベーゴマを楽しんでいる。
父:邦夫(演:滝 雅也)、母:順子(演:本山可久子)、弟:良男(演:上平明久)と、団地に一家4人暮らし。6話ではキカイモンガーに家を占領された。
少々臆病な面がある。勉強は苦手で、43話では万能解答機に魅了されてしまった。46話ではサファリを手伝っていた。

【#1〜4、7〜13、15〜20、23〜32、35、37、38、43〜50、劇場版】

■伊藤巧美/いとう たくみ
電子戦隊デンジマン・#16「浅野雄一」(伊藤たくみ名義)
大戦隊ゴーグルファイブ・#11「タケル」
光戦隊マスクマン・#14「ミライ」

小川まり

【サブキャラクター】 おがわ まり

次郎や正男たちといつも遊んでいる小学2年生の女の子。
二人に比べてしっかり者で、勘が鋭い。
9話では次郎や嵐山と一緒にベーゴマで遊ぶなど、活発な一面も見せている。
45話では他の4人の子供たちと一緒にイナズマギンガーに人質にされてしまった。

【#1〜4、7〜13、15、17〜20、22〜32、35、37、38、43〜50、劇場版】

■山口由美/やまぐち ゆみ

松田エミ

【サブキャラクター】 まつだ えみ

スナック・サファリに遊びに来る愛らしい松田姉妹の姉。
比較的おとなしいが、はっきりものを言う性格のようだ。
25話では、他の子供たちと助八でメンコ遊びに興じ、47話では、次郎らと和気あいあいとゲームウォッチに興じていた。

【#23〜32、35、37、38、43〜50、劇場版】

■村尾由紀子/むらお ゆきこ

松田ルミ

【サブキャラクター】 まつだ るみ

姉のエミと一緒に、スナック・サファリに遊びに来る愛くるしい女の子。
エミとは対照的に明るく活発で、好奇心旺盛。なんにでも興味を示す。
初登場時には愛犬ピピが、本能でオオダコモンガーの潜入を感じた。
38話では嵐山が飛ばした竹とんぼを追いかけて、豹朝太郎の大きな腹にぶつかって転倒した。
48話では剣道の練習中、調子に乗っている豹の頭を竹刀で叩いていた。

【#23〜27、32、38、43〜50、劇場版】

■富岡香織/とみおか かおり
大戦隊ゴーグルファイブ・#12「トモコ」
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