■バトルフィーバーJ■
1979/02/03〜1980/01/26
全52話
バトルケニア
【キャラクター】 ばとるけにあ
アフリカ大陸を代表する戦士で、アフリカ民族の踊りを基本としたトロピカルダンスを基調として戦う、パワーとスピードに優れた戦士。バトルケニアの胸についているマークは、ケニア共和国の国旗がモチーフで、原野を駆け回っていた野生児・曙四郎が変身する。動物の言葉が理解できるという特殊な能力を持っている。
どのような地形でも、野獣のように素早い動きで走り回りカットマンを仕留める。また、ジャングルで鍛えた肉体から繰り出すパンチやキックも強烈。動物的感覚に優れており、マシンガンを後ろ向きに撃って命中させたり(#10)、敵の銃弾がケニアの強化服に弾き返されるという描写も見られた(#43)。
コマンドバットを鞭に変形させ、素早く敵を打ち倒す。ジャングルのターザンのように、木の枝に鞭を引っ掛け、空中から敵を急襲する戦法は得意中の得意。
エゴスの悪魔ロボット出現の際「また出やがった!」と叫ぶのがケニアの決まり文句である。
【スーツアクター:大葉健二、喜多川務】
ムチ
【武器】 むち
コマンドバットをムチに変形させて、カットマンの武器を絡め取ったり、足に巻きつけて相手の動きを封じたりする。また、ターザンのように綱渡りも出来る武器。
トロピカルダンス
【技】 とろぴかるだんす
戦闘意欲を高めるために使用するバトルケニアの得意技。南国の陽気なリズムは、俊敏な動きを、よりスピーディに発揮する事が出来る。
アニマル・アクション
【技】 あにまる・あくしょん
崖を駆け上り、身軽に回転しながら敵を倒すケニアの得意戦法。初期は戦いの前にトロピカルダンスを踊って戦闘意欲を高めていた。「ケケッ」「オワァーオ」などと叫び声をあげながらキックを放つ姿も特徴的である。
曙 四郎
【キャラクター】 あけぼの しろう
アフリカ生まれの野生児。国防省の隊員になる前はアフリカ草原で野生動物の保護に従事していた。ケニアで訓練機関を過ごしバトルフィーバー隊員となる。愛称は「ケニア」。
動物と意志を通わせる特技があり、捨て犬や捨て猫を見ると放っておけない性格である。また都会の子供がもっと太陽の下で元気に遊ぶことができるのを心から願っている。
基地内でも動物を飼っており、ミミズの黒焼きや煎じた薬草を仲間に勧めて嫌がられることも多い。ちなみに四郎が連れ込んだ動物はハムスター、子豚、子象、犬、兎、猫のニャン助など多種雑多。
獣を思わせる軽い身のこなしで戦い、どんなものでも食べてしまう強靭な胃袋を持つ。また嗅覚に優れ、仕掛けられた火薬の匂いを敏感に察知して危機を防いだこともある。
野性味あふれる男だが、女子寮に潜入捜査するために女装したこともある。ユーモアあふれる性格も魅力のひとつである。
【活躍エピソード】
#5「ロボット大空中戦」
#10「ナウマン象を見た」
#11「ペット誘拐大事件」
#20「危険な幽霊狩り」
#28「謎のボートを追え」
#30「悪食雑食の料理長」
#35「腹ペコ大パニック」
#37「電光剣対風車剣」
#43「暗殺者ジャッカル」
■大葉健二/おおば けんじ
1955/02/05生(初登場放映当時:23歳) 愛媛県出身
秘密戦隊ゴレンジャー・スーツアクター「アカレンジャー(#67〜)」(高橋健二名義)
ジャッカー電撃隊・#3「小野隼人」(高橋健二名義)
電子戦隊デンジマン・レギュラー「青梅大五郎」
忍風戦隊ハリケンジャー・#45「烈堂」
獣拳戦隊ゲキレンジャー・#39、40、42、45「拳士ダン」、#44「スウグ(声)」
海賊戦隊ゴーカイジャー・劇場版「青梅大五郎」、#44「サンタ/曙 四郎」、劇場版3「一条寺烈、青梅大五郎、曙 四郎」
仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z「一条寺烈」